頭痛外来|上田クリニック

脳卒中予防、認知症診断、脳神経外科、内科、外科|上田クリニック
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頭痛外来

zutuu外来の多くの患者さんは頭痛の相談で受診します。頭痛といってもいろいろな頭痛があり、命にかかわる頭痛を見逃してはいけません。 臨床症状と画像診断からほとんどの頭痛が診断できます。脳腫瘍、クモ膜下出血、慢性硬膜下血腫などは命にかかわる疾患です。適切な治療が必要です。その他の頭痛は命には直接かかわらないものの、適切な薬と指導で改善することが多いのです。まず、受診しましょう。

偏頭痛(migraine)

片頭痛は頭の血管が過度に拡張することが原因と考えられています。頭の血管では、ストレスなどが引き金となって神経伝達物 質の1つであるセロトニンという物質が異常に増え、増えたセロトニンが、太い血管を収縮させた後、次は過度に拡張します。この結果、腫れや炎症を起こ して頭痛が起こるのです。頭痛の頻度は人によって異なりますが、月に2〜6回起こり、ずきずきと脈をうつようなかたちで痛みます。原因としてはストレスや過剰飲酒、空腹時、などが上げられます。一度専門の医師に相談することをオススメします。

筋緊張性頭痛(muscle contraction headache)

日本人に最も多いのが緊張型頭痛で、後頭部、こめかみ、額を中心に頭重感や締め付けられるような痛みがあり、主にデスクワークや椅子に長時間座りつずけている方に多く見られます。 その他に眼性疲労、運動不足、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどが原因となります。 予防としては、首筋や肩を目をお風呂でマッサージし、筋肉をやわらげることまたウォーキングを習慣化させることもオススメします。

群発性頭痛 (cluster headache)

突然襲ってくる頭痛になります。痛みの特徴そしては、眼球やおでこにとても激しい痛みがともない、目の腫れ、発汗、鼻水、鼻づまりはどの症状もでます。 この郡発性頭痛は特に30代〜40代の男性に多くみられ、女性の約7倍とデータがでています。 この頭痛は喫煙、アルコールの過剰摂取、社会ストレスなどで発症されるのではとも言われていますが、現在ではまだ原因は解明されておりません。 とても痛みが強く慢性的なものなので、専門の医師に相談することをオススメします。