認知症
高齢化にともない認知症の患者さんが増加しています。高齢になれば多少認知症が見られるのは当然です。しかし、認知症の原因として水頭症や慢性硬膜下血腫があります。これらの病気は脳神経外科の手術により改善する場合があります。 まずは的確な診断をうけることです。 アルツハイマー型認知症には若年型と老人型があり、前者は原因も明らかでなく、治療困難な症例が多いのが現状です。 後者は的確な臨床診断と画像診断で診断し、投薬で進行を遅らせることができます。いずれにしろ的確な診断をつけることが大切です。当クリニックでも認知症の診断を行っています。
認知症チェックシート
- 同じ事を何度も言うようになった
- 忘れ物を良くするようになった。
- 今日の日付が思い出せない
- 料理中に良く鍋を焦がすことがある。
- 会話の中で、言葉が良くでてこないことがある。
- 趣味に関して興味がなくなってきた
- 同じ物をたびたび買ってきてしまうことが良くある。
- 風呂に入る事をめんどくさいと感じたり、身だしなみがだらしなくなる。
- 夜中に急に起きだして騒いだ
- 自宅住所や電話番号が思い出せない時がある
- 簡単な計算ができなくなった
- 最近の会話や出来事を覚えていない
- 今日食べたものを覚えていない
- テレビを見ていて内容がよく理解できなくなった