脳神経外科について
日本における脳神経外科は、昭和40年に独立診療科として公に認められた科です。 ”脳と脊髄及び末梢神経に関する外科”とされています。 独立診療科として認められる前からも外科の一部のチームが診療を始めており、かれこれ65年ほどの歴史があります。 当初は脳腫瘍がメインであり、その後日本人の塩分取りすぎなどが原因の高血圧による脳卒中、高度成長にともなう車の増加による交通外傷、そ してCT、MRI時代になり細かい画像が得られる事により進歩、発展してきました。 しかし、時代は変われど、脳腫瘍、脳卒中、外傷は脳神経外科の3大疾患でしょう。 その他、脊髄の病気も脳外科の守備範囲です。 それらの疾患を診断、治療して行く科です。 当クリニックでは臨床症状とMRI画像で診断し的確な治療、アドバイスを行っています。 さらに時代はすすみ治療は当然ですが、予防も1つの大事な仕事となっています。 また、高齢化社会にともなう認知症患者さんも診察する機会が増え、外科的な疾患による認知症患者さんを診断しています。